「日本語でよく使う決まり文句を、英語で何と言うか知りたい」
「“よろしくお願いします” にあたる英語は、海外でも頻繁に言うの?」
「海外とのビジネスで便利なフレーズを知りたい」
こういったお声に おこたえします。
【本記事の内容】
【英語にしづらい日本語】「よろしくお願いします」の上手な伝え方10選
✔ 記事の信頼性
私たちは、客室乗務員や外資系企業で働いた経験のあるメンバー、TOEIC高得点者が集まり、“国際標準の接客” を専門として、日本・海外 両方の 大事なお客様への対応に特化した コンサルティング&研修 をしています。
個人レッスンから、飲食店・小売店、企業や学校、オリンピックや コンサート、G20ほか 多種多様な現場に関わってきました。そんな経験から、この記事が皆さまのお役に立てたら嬉しいです!
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「よろしくお願いします」という言葉は、日本語を学ぶ外国の人には、とても重宝がられる(笑)大事な日本語フレーズです。出会いの瞬間、別れ際、依頼など、さまざまな場面で使いまわせるため、必須日本語フレーズなのですが、英語では、こんなふうにいろんな場面に使える「よろしくお願いします」にぴったりあてはまる一言は、残念ながらありません。 日本のビジネスシーンで使う言い回しの中には、「よろしくお願いします」以外にも、英語に直訳がないものがあります。 では、直訳がないなら、代わりにどんなふうに伝えればよいか、今日はご紹介したいと思います。
日本語での「よろしくお願いします」に代わる言葉を伝えたい時、英語でどのように伝えればよいでしょうか? それは、「よろしくお願いします」を別の日本語で説明するなら、どう言うか、をまず考えることです。
ビジネスシーンで使われる「よろしくお願いします」には、「良い関係を築きたい」「お願い事に対応してほしい」などといった意味が含まれて、使われていますよね。 というわけで、「よろしくお願いします」を英語にしたい場合は、この言葉によって自分が何を伝えたいのか、具体的なメッセージを日本語にしましょう。 次の章で、具体的なフレーズをご紹介しますので、どんな相手にどんな場面で使えるか をみていきましょう。
「よろしくお願いします。(はじめまして・お会いできて嬉しいです)」
「よろしくお願いします。(お会いできて嬉しいです。)」
「 お返事をよろしくお願いいたします。」
「 ご連絡をよろしくお願いいたします。(ご連絡頂くことをお待ちしております。)」
「 明日までにこの書類の確認をお願いできますか?」
Could you – ? とか、Coulld you please – ? などと、とても丁寧に依頼することで、「よろしくお願いいたします」というニュアンスが出せます。
「 ご理解のほど、よろしくお願いいたします。」
Thank you と 御礼を伝えることで、「~して下さることを感謝します」 → 「~をよろしくお願いいたします」という意味になります。
「 よろしくお願いします。(先にお礼を言います。)」
「明日よろしくお願い致します。(お会いできるのを楽しみにしています。)」
「今後ともよろしくお願いいたします。(また一緒に仕事が出来ることを楽しみにしております。)」
「 よろしくお願いいたします。」
英語のメールや手紙の締めによく使われる、敬意と親しみを込めた結びの言葉で、仕事にもプライベートにも使うことができます。よりフォーマルな表現としては、”Sincerely”や “Respectfully” などがあり、他にも、”Kind regards”, “All the best” など、いろいろな結びの言葉がありますが、結びの書き言葉について、詳しくはまた別の記事でご紹介したいと思います。
今回は、【英語にしづらい日本語】「よろしくお願いします」の上手な伝え方10選 をみてきました。 ビジネスの流儀は、世界各国さまざまで、日本のビジネスシーンで使うセリフの直訳がなかったり、そもそも言わなかったり、ということも多くあります。
皆さんが、英会話を身につける目的はさまざまだと思いますが、相手の人と、良い人間関係を作るには、「最低限通じるサバイバル英語」や「日本のやり方そのままを踏襲した不自然な英語訳」ではなく、大人同士「相手に喜ばれる英語」が必要になります。もし、接客販売に使える英会話や、より絆が深まる国際交流をお考えでしたら、ご自身だけにカスタムメイドした楽しいレッスンをご提供していますので、ご興味がおありの場合は、ぜひご連絡くださいね。接客英会話レッスン/英語支援 お問合せはこちら→ https://4cs-i.com/contact/
それではまた次回、お会いしましょう。最後までお読み下さり、ありがとうございました!
〈2022年5月16日投稿〉