異文化理解研修

概要


今や日本人ばかりの職場とは限らない時代です。どのように多国籍スタッフをマネジメントすればよいのか、また、多国籍スタッフが安心して長く働けるよう、日本の職場になじみやすくなるヒントを習得していただけます。現場でよくあるお困り事の解決策など、実践的な具体例が豊富な内容です。

海外の顧客やパートナー企業とのやり取りのため、また イスラム圏・英語圏・中国語圏からの訪日観光客をお迎えするための事前知識・準備の最初のステップとしても、ご好評いただいている異文化理解研修です。 ぜひご活用ください。

こんなお困り事はありませんか?

研修の特徴

様々な国籍の人と一緒に働く、また、様々な国籍のお客様と接するには、具体的にどのような対応や工夫が必要となるのか、課題や状況別に異文化を理解するための基本的な研修です。世界各国でビジネスの流儀は異なりますので、円滑に仕事を進めることができる海外対応のコツが習得できます。

 
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圧倒的な実績!


アジア・欧米・中東地域などを含む、幅広い異文化理解研修、また、オリンピックや国際シンポジウム・ノーベル賞随行者向けなど、世界的イベントに関わる接客販売と研修実績が豊富。当社のお客様は、ご紹介が97%です。
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相手国の流儀にあわせた対応メソッド


当社は、訪日外国人客が急増する以前から、海外顧客への対応研修を先駆けとして提供してきましたので、各国や個人の嗜好や価値観の違いに応じた対応のノウハウがあります。日本以外の国籍の方々に”日本的なやり方”を押しつけず、良好な関係を築くための、事前知識や具体的行動が習得できます。
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貴社に必要な項目を最優先。翻訳機材も使う!


貴社の状況や必要な事を、事前に徹底リサーチしたうえで、優先事項を明確にした研修です。また、現場で実際に活用できることを目的として、翻訳機材を使用して顧客や社内でのコミュニケーションをどのようにするかの練習は、驚かれますが実践的だとご好評頂いています。

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厳選された講師と高い成果を生み出すカリキュラム


明日から使える実践的なカリキュラムです。講習の成果を高めるために弊社では“1社での客室乗務員経験”など“1社1職種の経験だけの講師”は採用しません。「複数の職種を複数の企業で経験」「外資系と日本企業の両方に勤め、国内外の接客販売の実務経験が豊富」「日本と海外のコミュニケーションやマナーに長け語学力も高い」など厳選しています。
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利用しやすさ 


オンライン・対面(全国・海外対応)・短時間・単発回も可能で、ご要望に柔軟に対応致します。現場を離れられない従業員様には、現場で行う出張研修もご好評頂いております。
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体を動かすので楽しい!


じっと座ってテキストに向かうのでは退屈ですし、記憶にも残りません。違いを体験・クイズ・ゲーム・ロールプレイ・ペアワークなど、楽しくあっという間の研修というお声をよく頂戴します。体感して納得すること、また、興味が続く環境が大切です。

カリキュラム


現場でよくある課題やエピソードが豊富な、実践に役立つカリキュラムです。オンライン研修・集合研修ともに、短時間・単発の研修から、定期的な複数回実施プログラム(半日研修・終日研修)まで、柔軟に対応致します。現場を離れづらいスタッフ様には、講師が現場に行き研修を提供することも可能です。お気軽にご相談ください。


異文化理解と海外ビジネススキル カリキュラム例

1海外のコミュニケーションスタイル

曖昧さ・論理・積極性を表す質問力

ハイコンテクスト/ローコンテクスト

集団主義と個人主義・瞬発力・自己主張

2リスク管理初歩

言ってはいけないフレーズ・誤解されるジェスチャー

海外でのタブー・セクシャルハラスメントの基準

謝罪の感覚・治安・トラブル予防の意識と実践

3出張地への理解 〔相手国を設定〕

日本と海外における基本的な考え方の違い・相手国の基本情報

ふさわしい話題〔気候や天候・祝祭日と全国的イベント・時事ニュースなどの把握〕

4多国籍チームで働く

多国籍メンバーとの協働・仕事に対する意識の違い(就職と就社)

役割定義・エビデンス・評価の仕方・縦社会と横社会

5異文化理解と適応  

世界の主な宗教〔イスラム教・ヒンドゥー教・ユダヤ教・キリスト教・仏教など〕の基本理解

海外と日本の習慣やマナーの違い〔レディファースト・社交のためのテーブルマナー・ベジタリアン・国旗の扱い・国歌・チップ・服装 など〕

異文化適応に大切なこと

6ファーストコンタクトの場面

挨拶・握手・笑顔などの非言語表現・海外での名刺の扱い・席次の違い

社交に必要な最低限の語学フレーズ(現地の言葉)と英語での必須フレーズ・エレベーターピッチ

 
7人間関係づくり

会う前の準備やリサーチ・セカンドコンタクトの場面・褒める・ユーモアと笑いの共有

自己開示と話材・海外の人に好かれる日本人のタイプ・人脈構築(スモールトークのコツ)

8アテンドの基本と実践

海外から大事なお客様が 日本にいらっしゃる際のアテンド(滞在中のご案内・接客)の基本、注意したいポイントや準備について

お迎え・移動・視察・食事・お見送りまで 滞在中の接客全般の流れ

目的にそった成果が得られる工夫を検討

9通訳者・補助ツールの活用

通訳者が活用されない失敗事例、翻訳機器が活用されない失敗事例

活用するための練習

10自文化発信

日本文化や自社文化、日本人に独特な価値観をどのように説明するかのトレーニング

「謙虚」より「明確に発信」する

 

多国籍スタッフマネジメントの基本 カリキュラム例

1多国籍スタッフのマネジメントに苦労した体験の共有
なぜ多国籍スタッフを採用するのか? 〔グループディスカッション〕
2多国籍スタッフと日本人スタッフの違い
海外の文化や思考回路の違いについて解説(仕事に対する意識の違い・時間感覚・役割定義・縦社会と横社会)
3現場のマネジメント
曖昧さを一切含まない「明確な事前指示」(ワーク)、評価の仕方・面談の重要性、エビデンス、多国籍スタッフからの本音
4多国籍スタッフが好むコミュニケーション・嫌がるコミュニケーション
ハイコンテクスト・ローコンテクスト、質問をすることの意味、自己表現・言ってはいけないフレーズ・誤解されるジェスチャー・タブー・謝罪の感覚
5採用時の注意点
後のトラブルを避けるために(履歴書・面接で確認すべきこと・就労の不可)
 

日本の職場で働くためのABC (多国籍スタッフ向け研修) カリキュラム例

1多国籍スタッフへの期待 
なぜ採用するのか? 何を求められているか?  
2日本人が好む言動・好まない言動 〔グループディスカッション〕
一般的に日本人が好む・嫌がる言動とは何か? 自らの体験を共有
3日本のビジネスマナー 理解度チェックと解説
接客方法の確認 プラス なぜそうするのかの理由を考える。 日本の職場の常識(休み方・出勤や退勤時ほか) 日本の席次・優先されるべき人・出迎え・見送り・雑談・名刺の扱い など
4日本の接客マナー 理解度チェックと解説
日本のおもてなしを体現するための 振舞い・言葉遣い 〔実践・ロールプレイ〕 より細かな部分に目を向け、現場で自信をもって振舞えるようにする。 お辞儀・指を揃える・両手で手渡し・物音・向き・丁寧語 など
5日本人スタッフや上司との円滑なコミュニケーション 〔ケーススタディ〕
日本的チームワークなど、日本の職場で重視されるポイントを理解し、自身にも同僚にもプラスになるコミュニケーションの取り方を習得する。
 

訪日ムスリム観光客を理解する入門セミナー カリキュラム例

1ムスリムについて知っていること〔アイスブレーキング〕 
ムスリムに対するイメージ・知っていること・体験談の共有(ディスカッションやクイズ)  
2イスラーム(*イスラム教の正式名称)とは 
イスラム教徒の呼び方・世界でムスリムの多い国と地域・ムスリムの義務ほか基本情報など
3飲食店での提供食品 基礎知識
ハラールとハラール認証・ムスリムフレンドリー・ムスリムが避ける飲食物について
4 ムスリムの接客留意点
物販・飲食店両方に通じる ムスリム接客のポイント〔喜ばれる対応・嫌がられる対応・エピソード〕、ムスリム対応に活用できる情報やツールほか

お客様の声

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小売店 日本の職場になじむ基本研修


スタッフ 受講者様

研修後の感想・満足度

以前、せっかく採用した外国人スタッフがすぐに辞めてしまうため困っており、少しでも職場に慣れてもらうために、知人から紹介されたこの研修を当店のスタッフ3名に受講させました。元々は、日本のビジネス慣習を学んでほしいという目的からでしたが、研修参加後、他店の外国籍スタッフとのやり取りや新しい交友関係ができたことがとても嬉しかったという、意外な感想を聞きました。母国を離れている彼らにとって、リフレッシュできる機会となり、福利厚生として利用できることも分かり大変良かったと思います。

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飲食店 多国籍スタッフマネジメント研修


店長様

研修後の感想・満足度

3年程前から、日本スタッフだけでなくアジア各国からのスタッフも働くようになりました。当初は感覚の違いで私自身戸惑うこともありましたが、なんとか慣れようと努力してきたつもりです。ただ一緒に働く日本人スタッフのなかには、他の国籍の人と関わることに消極的だったり、外国人スタッフの日本語理解の問題でトラブルがあったり、どうやったら皆にとって、心地良く、業務効率も良く働ける環境が作れるか、なかなか見えないでいました。講習では、まさに「あるある」話の連続で、当店のことを調べたのかと思うほど、共感出来るテーマやエピソードでした。ぜひ続編を受講したいです。

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イベント主催団体 ムスリム対応セミナー


事務局 ご担当者様

研修後の感想・満足度

今回、アジア・中東地域からイスラム教の参加者が3割ほど含まれ、ムスリムの方への対応に精通した職員もいなかったため、接する際の注意点や心得を、担当部署が知っておく必要があると考えました。本やネットでも、良いこと・NGなこと等が書かれているので、研修まで受けなくてもよいのでは、という意見も事務局内にありましたが、受講してみて、知識としてではなく「それで、会場でどう動けばよいのか?」というところまで落とし込める内容だったことや、専門家の人に流れなども確認してもらえた点が何より満足しております。

講習の流れ

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ヒアリング

「外国人観光客への接客販売研修を受ける前に、まずは、心得のようなものから知りたい」 「多国籍スタッフを採用しても長く続けてくれない・・・」 etc

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現状のレベル把握

現状のレベルや問題点の把握、その課題を解決する方法をご提案します。

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研修プログラム実施

御社用に作成したオリジナルの研修プログラムを受講していただき、必要に応じて、その結果を測定します。(*単発の研修ではなく、研修が複数回実施の場合)

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研修結果の分析

研修結果を分析し、適宜、その後の研修プログラムを調整・変更していきます。(*単発の研修ではなく、研修が複数回実施の場合)

よくあるご質問



1「多国籍スタッフが日本で働くためのABC」は、すべて日本語で説明される研修ということですが、外国人スタッフはどれくらいのレベルの日本語を理解しないと受講が難しいですか?
平易な日本語を使ったり、言い換えをしたり、ジェスチャーや、スクリーンのイラストを使ったりと、理解して頂きやすい工夫をしておりますので、日本語が流暢でなくても、職場で日本語での意思疎通がとれる日本語レベルであればご受講頂けます。もし、日本語レベルにかなりご不安があり、同内容をすべて英語で実施する講習をご希望であれば、対応させて頂きますので、事前にお知らせ下さいませ。
2講習料金を教えてください。
受講生の人数や所要時間などによって異なりますので、下記の項目についてお知らせいただければ、お見積を出させていただきます。 お気軽にお問合せ下さいませ。 ・研修ご希望日(*日にちが確定していない場合は、ご想定の曜日や時期など)  ・研修場所と研修時間 ・人数・職種・年齢層 ・受講者に見られる普段の困りごとや課題 ・研修後に期待する受講者の変化
3「異文化理解研修」で、英語圏向けとイスラム圏向けの内容を 混ぜることは出来ますか?
はい、2つの研修を合わせる場合は、担当講師が、例えば前半研修(英語圏)と後半研修(イスラム圏)に分かれて、重複する部分を1つにまとめるなどアレンジして対応することが可能です。 2名分の講師が担当する研修としてお見積りを出させていただくことになりますので、詳細をご相談させて頂ければと存じます。
4国内であればどこでも研修は可能ですか?
はい、日本国内のどこでも講師が出張し、研修を行うことが可能です。また、日本だけでなく、日本の接客を海外の方が学びたいというご要望もあり、海外での研修実績もございます。 首都圏・関西圏は講師の出張料は基本的に不要ですが、この圏内であっても交通の便によっては、移動時間を考慮して出張手当を頂戴することもございます。詳しくはお気軽にお問い合わせ下さいませ。

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