「最低限 避けるべき話題を知りたい」
「クレームの予防につながる会話を 指導したい」
「初対面の会話で良い印象をあたえる自信がない」
こういったお声に おこたえします。
【本記事の内容】
初対面の人にタブーの 6つの話題・NG質問とは?
✔ 記事の信頼性
私たちは、客室乗務員や外資系企業で働いた経験のあるメンバーが集まり、“国際標準の接客” を専門として、日本・海外 両方の 大事なお客様への対応に特化したコンサルティング&研修 をしています。
個人レッスンから、飲食店・小売店、企業や学校、オリンピックや コンサート、G20ほか 多種多様な現場に関わってきました。そんな経験から、この記事が皆さまのお役に立てたら嬉しいです!
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初対面で失敗しやすいコミュニケーションとして、「話題選びを間違う」ということがあります。 “何か話さないと!”と意気込んで、相手のプライベートなことを詮索しているように聞こえてしまったり、 “相手を褒めよう!”とするものの、褒めているように聞こえず空回りしてしまったり、いろいろなご経験があるかもしれません。 もちろん不快にさせると分かっていることをあえて話す人はいませんが、意外な話題が相手をイヤな気持ちにさせることがあり、そのような落とし穴にはまらないように、最低限 避けたほうがよい 話題や質問をまとめましたので、ぜひ参考になさってくださいね。
初対面の人の容姿についての話題は、それが「褒め言葉」であっても注意が必要です。というのは、言う側は、「背が高いですね」とか「細くてうらやましい」と心から褒めていても、もしかすると相手は、「背が高い」のがコンプレックスだったり、「太りたいのに太れない体質」とか「体調が悪くて最近体重が減った」などの事情があったり、褒め言葉として喜んでくれる人ばかりではないためです。自分にとってはうらやましくても、相手は気にしているポイントかもしれませんので、控えた方が無難です。
同じ理由で、「芸能人の〇〇さんに、似ていますね!」という言葉も、似ている人のことを好きか嫌いかで、相手の受け取り方は大きく変わります。 また、その芸能人の年齢がその人の年齢と随分離れている場合は、「そんなに老けている?」「そんなに童顔かな?」などと、モヤモヤさせてしまう可能性もあります。
初対面の人に対して「何歳ですか?」「おいくつですか?」などと直球で聞く人は、あまり多くないかと思いますが、遠回しに、相手の年齢の探りを入れる人は(笑)結構いらっしゃいます。 探りを入れていることは、相手に伝わるものですし、そこまで気にしない人もいますが、特に女性の場合、嫌な気持ちにさせてしまうことがあります。
「干支は?」
「この曲が流行っていた頃って、学生でした?」
こういう探りですね(笑)
また、勝手に年齢を判断して思い込み、「同じ出身校ですか? 私の大先輩ですね。」などと言うのも、「大先輩って、そんなに年上だと思われているの?!」とイヤな気持ちにさせてしまったり、反対に「同年代ですね。」という言葉を使うと「いやいや、あなたと私を同じ年代にしないで」などと思わせてしまうこともあります。
親しくなったあとに、年齢のことを聞くことはあるかもしれませんが、それでも 答えたくない・答える必要がない と考える人もいますので、返答をはぐらかされたような場合は、さらに尋ねることは控えましょう。
プライベートなこととは具体的に何があるでしょうか?
・結婚の有無
・子どもの有無
・家族構成
・住んでいる場所
・学歴
・体重
・病歴
など、いろいろありますよね。 初対面だったり、あまり親しくない相手に、私的な情報を教えたくない人は多くいらっしゃいます。相手のプライベート情報を詮索するのはタブーです。 また、質問はしていなくても、「ふつう結婚はしているはず」「ふつう子供はいるはず」などという思い込みで、会話を進めるのも注意しましょう。
政治や宗教、応援しているスポーツチームなど、個人の信念や価値観に深くかかわっているような話題は、初対面の人との話題としては、避けた方が無難です。例えば、政治や宗教は、その人の人生観に結びついていて、とてもデリケートな話題です。もし、違う意見を持っている場合は、言い争いになったり、言い争いにまでならなくても、お互い「あー、この人は分かっていないな」「この人とは分かり合えない」などと、不愉快な気持ちになる可能性が高いため、できるだけ控えた方がよいかと思います。
また、ひいきのスポーツチームについても同様で、例えば 野球やサッカーなど、相手が自分と違うチームを熱心に応援していた場合、もうそれだけで「この人は自分と違う」「関わりたくない」と感じる人は少なくありません。チームへの愛が強ければ強いほど、他のチームのことは受け入れがたいのだと思います。初対面ではあえてこのような話題を選ばず、不要な衝突を防ぎましょう。
初対面でいきなり、人の悪口や 仕事の愚痴 などを聞かせるのはタブーです。自虐的に、また、面白いネタになりそうだと思って、家族や社内の人のことを悪く言っているつもりだったとしても、ネガティブな話題は、聞く人にとって気持ち良いものではなく、疲れさせてしまいます。また、特に初対面という第一印象を決める大切な場面では、「この人は、よく愚痴や悪口を言う人だろう」というイメージが固定されてしまいますので、注意しましょう。
お金の話題はデリケートですし、初対面から「そういうお仕事は、給料はいくら くらい もらえるんですか?」とか「そのあたりだと家賃は いくらくらいですか?」と収入や家賃などについて尋ねたり、話題にしたりすると、「デリカシーに欠ける人」と不快に思われる可能性があります。 もちろん、接客やビジネスの場面で、お客様に自社商品やサービスの料金を伝えることは全く問題ありませんが、する必要のないお金についての話題は、初対面では控えましょう。
今回は 初対面の人にタブーの 6つの話題・NG質問とは? についてみてきました。初対面での会話がうまくいくと、次の機会につながります。 実際には、今日ご紹介したNG項目を、以前話したことがあるけれど盛り上がった、例えば「以前、野球チームの話題で盛り上がったことがある」というご経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。ただ、世の中にはさまざまなタイプの方がいらっしゃるので、特に仕事で関わる人には、後から挽回することが難しいという側面もあるため、これまでの個人的な成功体験に頼らず、一般的にタブーな話題ということで、慎重にすすめた方が良いかもしれません。
「タブーな話題は分かったけれど、初対面の人とどんな話題で話すのが良いか?」など、皆さん独自の環境にあわせて、カスタムメイドで、コミュニケーション力や顧客満足度が上がる 楽しいレッスンをご提供していますので、よろしければ お気軽にお問合せください。(コミュニケーション研修や接客研修・接客支援のお問合せはこちら→ https://4cs-i.com/contact/ )
それではまた次回、お会いしましょう。最後までお読み頂いてありがとうございました!
〈2022年1月19日投稿〉
株式会社フォーシーズインターナショナル
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