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2020-11-02

ビジネスマナーを学ぶ!言葉遣い〔敬語編〕

こんにちは。

VIP接遇・マナー・語学・異文化対応の研修を提供する
フォーシーズインターナショナルです。

最近は、テレワークの増加などで、
対面でのコミュニケーションが減り、
電話やメール、チャットなど、
相手の顔を見ずにやりとりすることが増えていますよね。

そうすると、対面では、
表情やしぐさが “カバー” してくれるおかげで
あまり気にならなかった言葉遣いが、より意識されます。

というわけで、今日は「言葉遣い」についてみていきましょう。


〔マナー研修ならフォーシーズインターナショナル〕


目次
〈1〉敬語は必要だと思うか?
〈2〉敬語の分類
〈3〉敬語クイズ
〈4〉間違いやすい敬語

〈1〉敬語は必要だと思うか? 

今回は、「敬語編」ですが~
そもそも、皆さんは「敬語」が好きですか?

敬語が好きかどうか、これまで聞かれたり考えたりしたことが
あまり無いかと思うので、答えづらい質問ですね・・・(笑)

日本語を話す多くの人が、小さい頃は敬語がおぼつかないながらも、
年齢を重ねるごとに、敬語を徐々にマスターしてくわけですが、

初めてアルバイトをした時とか、
就職面接の時などに、
自分の言いたいことを自由に “敬語で” 話すことの難しさを
体験なさっていることでしょう。

私自身、学生時代、「これを丁寧に伝えるにはどう言えばよいのか」と迷ったり、
舌をかみそうになった経験があります(笑)

敬語は覚えるのが大変だし、正しく使うのも難しいから、
今後、時代にあわせて無くせばよい、と
考えている人もいらっしゃるかもしれません。

あえて、友達感覚を与えるために、
お客様に “タメ口” で話す、10代向けアパレル店もあります。

ここで、ある調査をご紹介したいと思います。
文化庁が、毎年「国語に関する世論調査」というのを実施しているのですが、
そのなかで、「今後とも敬語は必要だと思うか?」という問いがあるのです。

どれくらいの人が敬語が必要だと考えていると思いますか?



なんと、98パーセントの人が、「必要だと思う」と答えています。

*平成25年度「国語に関する世論調査」文化庁より

つまり、「敬語は要らない」と自分は思っていても、周囲には
「敬語が必要だ」と思っていることが多い、ことが分かります。

(ちなみに、この世論調査は、毎年、国語に関して質問のテーマが変わり、
外来語について尋ねる年があったり、読書について尋ねたりと様々ですので、
2020年現在で一番新しい調査結果が、平成25年度のものです。)

それでは、
この記事をお読みになっている社会人の皆さんに
お聞きします。

敬語は何種類あるでしょうか?



敬語は、5種類あります。

〈2〉敬語の分類

敬語は、現在、

・尊敬語 - 相手の動作などを高めることでその人に敬意を表す言葉

・謙譲語Ⅰ- 自分や身内の動作などを低めることで、行為を受ける相手に
敬意を表す言葉 例)〇様を存じ上げております。

・謙譲語Ⅱ(丁重語)-
謙譲語Ⅰとの違いは、行為を受ける相手がいなくてもよい点。
例)私は横浜におります。

・丁寧語 - 「です」や「ます」など、話し相手に対する敬意を示す言葉

・美化語 - 「お」酒 や「ご」用件など、美化する言葉

の5つに分類されます。

皆さんのなかには、学校で3種類と教わった方もいるかもしれませんが、
2007年、文化審議会の「敬語の指針」によって、
5種類に分類されることになりました。

では、実際の力試し(基本編)をしてみましょう。

〈3〉敬語クイズ(基本編)

①お客様が商品を 見る

②田中様が先ほど 来た

③山本様がそのように 言った

④私は、明日は東京に いない

⑤お先に、食事を 食べた

⑥そのお話は、石田様から 聞いた



スムーズに答えられたでしょうか?

①お客様が商品を ご覧になる

②田中様が先ほど いらっしゃった

③山本様がそのように おっしゃった

④私は、明日は東京に おりません

⑤お先に、食事を 頂きました

⑥そのお話は、石田様から 伺いました

ちなみに、すべての言葉に尊敬をあらわす助詞「れる・られる」をつけて、
言われる、会われる、食べられる、などということもできますが、

「れる・られる」には、尊敬の意味以外にも、
受け身とか、可能の意味があり、
どの意味で使われているか、判別しにくいこともありますので、
注意しましょう。

また、日本の地域によっては、
「れる・られる」以外にも様々な言い方があり、

例えば、

京都では、
「はる」を付けて、見はる、食べはる、言わはる など。

筆記試験で、すべて「~はる」と書かれた答案を見て、
丸を付ける手が止まったことがあります(笑)

〈4〉よくある 敬語の間違い

では、引き続き、
わりとよく耳にする、誤った使い方の敬語について
みていきましょう。

二重敬語

一つの語について、同じ種類の敬語を二重に使ったものを
「二重敬語」といいます。

一つの語の中で、
使っていい(同じ意味の)敬語は一つだけ、
と決まっていますので、

・ご覧になられる

「ご覧になる」 + 「れる・られる」

・おっしゃられる

「おっしゃる」 + 「れる・られる」

は誤りです。

身内の呼び方

社外の人に対して、社内の人のことは、姓または職名だけで呼びます。

×  山本部長は、ただいま席を外しております。
〇 山本は、ただいま席を外しております。
〇 部長は、ただいま席を外しております。


いかがでしたでしょうか?

正しい敬語は、より幅広い層の人たちと
良い関係を築く第一歩です。

「タメ口」か「がちがちの敬語」か
という ゼロか100かの二択ではなく、

多くの場合、相手との親しさ・場面などに応じて、
どんな敬語をどんな頻度で使うかの
さじ加減をしながら、会話を進めるのが、
デキる社会人のコミュニケーションといえます。

敬語がきちんと使えると、
多くの人からの信用が得られます。
そんな、皆さんにとって働きやすい・過ごしやすい環境に
つながるよう、心から願っています!

それではまた次回、お会いしましょう。

最後までお読み頂いてありがとうございました!

   株式会社フォーシーズインターナショナル
      公式HP https://4cs-i.com/ 

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