「日本語で褒めるのもハードルが高いのに、英語で褒めるなんて無理・・・」
「そもそも、どんな時に、何について 褒めたらよいのかよく分からない」
そんなお声に おこたえします。
【本記事の内容】
✔ 記事の信頼性
私たちは、客室乗務員や外資系企業で働いた経験のあるメンバーが集まり、“国際標準の接客” を専門として、日本・海外 両方の 大事なお客様への対応に特化した コンサルティング&研修 をしています。
個人レッスンから、飲食店・小売店、企業や学校、オリンピックや コンサート、G20ほか 多種多様な現場に関わってきました。そんな経験から、この記事が皆さまのお役に立てたら嬉しいです!
(㈱フォーシーズインターナショナルの情報についてはこちら)
海外には、褒め合う 国がとても多いのは、皆さんもよくご存知かもしれません。
外国の映画などを見ると、
(まあ、今日のあなたはとっても美しい!)
など、歯の浮くようなセリフを 挨拶がわりに伝えているシーンを よく目にします。
日本人は恥ずかしがり屋さんが多く、特に初対面の方を褒める となると、なかなかハードルが高いと思う人も多いです。
でも、国際的なコミュニケーションでは、褒め言葉をマスターすることで 相手との心の距離が ぐっと近づいて 会話もスムーズになる こと請け合いです!
ぜひ、相手のちょっとした良いところを積極的に見つけて、口に出してみましょう。
まずは、褒め言葉は 短い表現から始めることを おすすめします。
一言だけで「いいね!」「すごいね!」「すてきね!」を表せる表現がたくさんあります。
いろいろバラエティを増やしておくと便利ですので、そんな、一言褒め言葉をご紹介しますね。
(すてき!)
(すばらしい、優秀だ!)
(すごい!最高!)
(信じられない!)*驚くほど良い という意味
(すばらしい!)
(すばらしい!)
(非の打ち所がない、完璧!)
(素晴らしい、お見事!)※イギリス人好みの表現
(すてき!)※イギリス人好みの表現
(イケてる!すごすぎる!)※アメリカ人好みの表現
〔接客のヒント〕
こんなふうに、いろいろ紹介しますと、皆さんは、きっとこう思ったことでしょう。
「わからなくなってきた・・・結局どれが一番 “すばらしい” の?」と(笑)
あくまで言葉ですので、すばらしさの度合を 明確には比較しづらいのですが、だいたいのイメージとして、
Wonderful < Marvelous < Fabulous という順に、すごい という程度が高まること、
また、Fantastic、Incredibleなどは、程度の高い 褒め言葉として使われる、くらいを 知っておかれるとよいかと思います。
また、すべてを覚えようと必死にならず、ご自身が言いやすいもの、を優先して使う、そんなスタンスで取り入れてみて下さいね。
小売店の接客の場では、お客さんが試着をなさった時などに ぜひ 言ってみて下さい。
短い言葉だからこそ、目線をしっかりあわせて、表情や態度でもしっかり気持ちを伝えることをお忘れなく。恥ずかしがらずに、どんどん口に出してみてくださいね。
例えば、ビジネスでもプライベートでも、社交の場では、お洒落をして参加される方が多いですよね。
素敵なドレスやヘアスタイル、趣味のいいネクタイやアクセサリーなど褒めどころが満載です。
(はじめまして。そのドレス、いいですね。色がすごく素敵です!)
(その髪型、いいですね!とってもかっこいいです。)
(素敵なネクタイですね。どこでお求めになったんですか?)
など、その方がこだわっていそうな部分を 率直に褒めてみてください。
ちなみに、”cool” は 「涼しい、冷たい」という意味が一般的ですが、転じて「かっこいい、イケてる」という褒め言葉です。
特に若い男性で、そう言われて嬉しくない人は いないでしょう。
さて、今度はビジネスシーンでの褒め言葉。
たとえば、
(スピーチをとても楽しく拝聴しました。)
(あなたのプレゼンテーションは素晴らしかったです!)
など、というといいでしょう。
〔コミュニケーションのポイント〕
“It was good.” など、good (良い)くらいでは、相手を褒めている気持ちが十分に伝わりづらい時があります。
表情や発声などの言い方にもよりますが、褒めるポイントは、ちょっと大げさかな?と思うくらいの 言葉選びをおすすめします。
さて、今度は部下・後輩を褒めるような場面。
日本語でも目上の方を褒める場合と、目下の人を褒める場合では言葉の選び方が変わりますが 英語でも同じです。
目上の方が何か素晴らしいことを成し遂げられた場合には
「素晴らしいですね。さすが、尊敬します」
「私もぜひ見習わせて頂きたいと思います」
などと言うかと思いますが、
部下や後輩がいい仕事をしたときなどは
「いいじゃない。よくやったね!」
「いいねえ、その調子!」
など、ちょっとカジュアルな表現を使いますよね。
では、英語ではどんな風に言うのでしょうか。
後輩や部下が、難しい課題を達成したり、お客様から素晴らしい褒め言葉をいただいた場合など、相手の仕事を褒めて、モチベーションを上げたかったらこんな風に褒めてあげましょう。
(よくやった!)
(君を誇りに思うよ。)
先ほどの “Great job!” のほかに
なども、「よくやった!」と褒めるときに 気軽に使える表現です。
また、部下や後輩が成し遂げた仕事の内容を 具体的に指摘して褒めるのもいいですね。
少し長くなるのですが、、、
(君のお客様から沢山のお褒めの言葉が届いているよ。頑張ってくれてありがとう。)
こんなふうに、相手を認める 褒め言葉で 感謝の気持ちを述べると、後輩のモチベーションもきっとアップすることでしょう。
さて、お次はいつも会う同僚に対する褒め言葉。
いつも会っているだけに、目新しい良さを見つけるのが難しいかも知れませんが、もちろん、服装や髪型、持ち物など容姿を褒めてもOK。
ただ、それがちょっと照れくさいとか わざとらしいかな、と感じるようであれば
その人の人柄やもっている雰囲気、その方の仕事ぶりなどを褒めてみましょう。
(助けてくれてありがとう。あなたはいつも、本当に親切ですね。)
(あなたのこまやかな心配りのおかげで、イベントは大成功でした。)
すこし余談ですが、仕事柄、海外の方から日本のベストシーズンを 尋ねられることがあります。
春・夏・秋・冬
あなたなら、どの季節をおすすめしますか?
私は断然 秋!とお伝えするのですが、以前、ロサンゼルス出身の方から
「日本の梅雨は素晴らしい!こんなにしっとりした空気に触れていると、心も体も潤う気がします。」 と、梅雨を褒められ、羨ましがられたことがあります。
聞くところによるとロサンゼルスでは、なんと1年に10日ほどしか雨が降らないそうです。
年中カラッカラの乾燥地帯。だから雨が本当に貴重なのだそうですよ。ところ変われば ですね!
自分にとっては、出身地や居住地域の どうということのない特徴も、他の地域の人に褒めてもらうと、嬉しい気持ちになったり、「へー、そういうものか、気づかなかったな」などと、新しい発見が出来て、誇らしい気持ちになったりするのではないでしょうか。
相手の国、州、市 を知ったら、ぜひ、その場所 つまり、その人にまつわる場所 を褒めてみましょう。
行ったことがある場合は、
(スペインには、一度行ったことがありますよ)
(フレンドリーな人達にとっても感激しました)
(多くの星が輝く空 が本当に気に入りました)
地域によっては、とても地元愛が強い人も多いので、話がはずんだり、とても喜んでもらえる可能性大です。
今回は、〔接客業や職場ですぐ使える 英語の褒め言葉25選〕“褒める” は、人間関係の潤滑油! をみてきました。
褒める ことを日常で意識すると、相手の良いところ、物事の良いところをみようとする 前向きな視点もだんだん身についてきます。
皆さんの職場や、接客でのお客様との関係に すてきな変化があるといいなと思っています。
英語で伝える には、言葉だけでは完結せず、相手を観察し、自分の表情や体全体を使って、気持ちを伝えることが、成功の秘訣です。
フレーズの勉強にプラスして、トータルで海外コミュニケーション力をアップさせる具体的なレッスンをしていますので、よろしければご連絡くださいね。
英会話レッスンお問合せはこちら→ https://4cs-i.com/contact/
それではまた次回、お会いしましょう。最後までお読み頂いてありがとうございました!
See you again!
〔2021年11月15日投稿〕
株式会社フォーシーズインターナショナル
公式HP https://4cs-i.com/
私たちは、接客や販売を専門にする
研修と代行の会社です。