「英単語を、全然違う意味に理解してしまうことがある・・・」
「そもそも、似た単語は とくに覚えられない・・・」
こういったお悩みに おこたえします。
【本記事の内容】
私たちは、“国際標準の接客” をテーマに、
日本・海外 両方のお客様への対応を
コンサルティングしたり、研修する会社です。
個人レッスンから、飲食店・小売店、企業や学校、
オリンピックや コンサート、G20ほか 多種多様な現場に関わってきました。
そんな経験から、この記事が皆さまのお役に立てたら嬉しいです!
さて、私たちの個人英会話レッスンには、
個性豊かで、それぞれに魅力的な受講生の方が
いらっしゃいます。
「え? LとR 1文字違うだけなのに、意味がこんなに違うの!?
英語って大変やわ。もうあかん・・・!」
と、いつも大げさにボヤいてくれる(笑) Yさんがいます。
「日本語でも、“ノリ(海苔)“ と “パリ(フランス)” も
1文字で だいぶ違いますよー(笑)」
と返答して、2人で笑う、ということが先日ありましたが、
今回は、日本人が苦手とされる発音「R」と「L」 だけが違う、
よく似ている英単語10個を 確認していきましょう。
英語のテストで、あせって 見まちがえたり、
会話中に 聞きまちがえることのないように、
まずは、英単語力チェックで、どれだけ 答えられるか、試してみて下さいね。
最後の、答え合わせの部分では、
英単語をどう覚えるとよいかのヒント も
書いていますので、よければご参考になさってください。
そのうち、「あれ?どっちがどっちだっけ?」
となるかもしれませんが、がんばってください ♪
1. 「glass」 と 「grass」
2. 「blush」 と 「brush」
3. 「flame」 と 「frame」
4. 「legal」 と 「regal」
5. 「fly」 と 「fry」
6. 「clam」 と 「cram」
7. 「lace」と「race」
8. 「link」 と 「rink」
9. 「gloss」 と 「gross」
10. 「lice」 と 「rice」
では、答え合わせをしていきましょう。
↓
↓
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1、「glass」と「grass」
glass:ガラス、グラス
grass:草、牧草
ちなみに、glassesと複数形にすると、「眼鏡」という意味です。
2、「blush」と「brush」
blush : 赤面する
brush : ブラシ、ブラシをかける
今回10個、LとRの一文字違いの単語を みていきますが、
ただただ、答えを見て「そっかー」と思うだけだと、
数日後には、また忘れてしまう・・・
となってしまい もったいないので、
”自分なりの覚え方” を活用しましょう。
“自分なりの覚え方” とは
文字通り、自分独自のやり方で、
あとで忘れにくくする記憶法 ですが、
例えば、あとで忘れにくくするコツとして、
● 頭の中で映像化する
● 何かとイメージをつなげる
ということがおススメです。
一言でいえば、
「妄想しよう」ということです(笑)
想像力を働かせて、例えば、
glass と grass だと、
ガラスはまっすぐだな、だから「l」という棒状のほうだ。
草は、くにゃっとしているから、先がまがった「r」だ。
というように。
もちろん、これでピンとこない場合は、
自由に 自分だけの妄想ストーリーを作ってみてください(笑)
2つめの brush ですと、
歯ブラシの先が、弾力で しなっているイメージと、
「r」の形を 重ね合わせるなどが いいかもしれません。
「記憶力を鍛える」について、専門的には、
歴代の記憶力の世界大会チャンピオンの方々も
いろいろな本を出版されているので、
もし詳細が気になる方は、著書を読むとよいかと思います。
3、「flame」と「frame」
flame : 炎
frame : 枠
flame は 直立したろうそくの形を連想して「l」、
frame は 四角い枠の左上のカドを連想して「r」
と覚えると良いかと思います。
それにしても、上のろうそくの写真、ちょっと怖いですね・・・。
4、「legal」と「regal」
legal : 法律の、適法の
regal : 王者らしい、堂々とした
「legal」は、法律の「law」と同じく「l」から始まります。
曲がったことは嫌い、と覚えるのはどうでしょうか?
「regal」は 革靴のブランド名にも使われている英単語です。
5、 「fly」 と 「fry」
fly:飛ぶ、ハエ
fry:揚げる
飛ぶほうは、まっすぐ上に向かうイメージ、
フライドチキン、フライドポテト など
調理の時に、油が横にはねてくるイメージ、
でどうでしょう(笑)
6、 「clam」 と 「cram」
clam : 二枚貝
cram : 詰め込む、詰め込み
「clam」は、クラムチャウダーの「クラム」です。
一方、塾や予備校などのように詰め込み式で
勉強を教える場所のことを「cram school」と言います。
詰め込み過ぎて、先が曲がってしまった~
という妄想では、いかがでしょうか。
7、 「lace」 と 「race」
lace:手芸のレース
race:人種、競争
「手芸のレースは、まっすぐ縫おう」で「l」を覚えられそうでしょうか。
8、 「link」 と 「rink」
link : 輪、連結
rink : スケート場
ウェブサイト上の「リンク」は、「link」です。
また、ゼルダの伝説に登場する主人公の「リンク」も、
つながりという意味の「Link」です。
9、 「gloss」 と 「gross」
gloss : 光沢、つや
gross : 全体の、大まかな
唇に塗る「グロス」は光沢を出すためのものなので、「gloss」です。
化粧品のグロスで、スティック状をイメージする~
と、先日 個人レッスンの生徒さんが、おっしゃってました。
10、 「lice」 と 「rice」
lice : しらみ
rice : 米
「r」を きちんと発音しないと、「しらみ」を食べることになる
という 戒めと一緒に 覚えておきましょう・・・。
今回は、まぎらわしい英単語 をみてきました。
すっと自分の頭にはいってくる言葉はよいのですが、
どうしても覚えられない単語を覚える際には、
ぜひ、「妄想して記憶に残す」
という方法を 活用してみてください。
もちろん、英単語を覚える時だけでなく、
人の名前を覚える時
英語以外に、記憶が必要な勉強 などにも
広く使えます。
“覚えるぞ!” というより、
“忘れにくくするぞ!”
ということを意識してみてくださいね。
皆さんそれぞれの環境や目的にとって
頻出単語や必須単語は違いますので、
自分だけにピッタリのフレーズや優先すべき単語を
知りたい方は、https://4cs-i.com/contact/ までご連絡くださいね。
それではまた次回、お会いしましょう。
最後までお読み頂いてありがとうございました!
〈2021年5月22日投稿〉
株式会社フォーシーズインターナショナル
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