こんにちは。
VIP接遇・マナー・接客英語・異文化対応の研修を提供する
フォーシーズインターナショナルです。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
桜の季節も終わりを迎え、いよいよGWシーズン目前!
史上初の大型連休に世の中は早くもワクワクモードですね♪
皆さんはどんな休日を予定されていますか?
それにしても先日のパリ ノートルダム大聖堂の火災は
本当にショッキングでしたね。。。
今でも信じられない気持ちです。
ノートルダム大聖堂は
ナポレオンの戴冠式が行われた場所としても有名ですし
最近ではパリ同時多発テロ事件の追悼ミサが行われたりと
歴史を象徴する様々なイベントが実施されたましたね。
私もパリを訪れるたび、あの荘厳な寺院のたたずまいに感動し
フランスの波乱に満ちた歴史に思いを馳せていました。
重厚で美しいあの姿をもう見られないと思うととても寂しいです。
マクロン大統領はすぐさまツイッターで大聖堂の再建を誓い
5年後の再建を目指すことを公に発表されていましたね。
世界各国からの心のこもったメッセージにもじーんと来ました。
5年後の再建を心からお祈り申し上げます。
さて、気持ちを取り直して、英会話です。
前回に続いて海外旅行先でのお食事で困らない、とっておきの
レストラン・フレーズ。今回はその第二弾!
メニュー選び、注文、会計、チップなどについてお話します。
どうぞお楽しみくださ~い♪
お席に通されたら、メニューを見ながら飲み物とお食事のチョイス。
もしテーブルにメニューがなければすかさず伝えましょう。
“May I have a menu, please?”
「メニューをいただけますか」
観光客の多いお店では日本語併記のものもあったりしますので
“Do you have a menu in Japanese?”
「日本語のメニューはありますか?」
と聞いてみると良いでしょう!
和英の表記を見比べるのも勉強になります(^^)
そして、今日のオススメやお店の看板メニューを
ぜひ店員さんに聞いてみてくださいね♪
こんな風に。
“What is today’s special?”
「今日のオススメは何ですか?」
“What is your restaurant’s specialty?”
「こちらお店の定番メニューは何ですか?」
”What is your signature dish?”
「こちらの看板メニューは何ですか?」
“I’d like to try some local dishes.”
「ご当地メニューを試してみたいのですが」
せっかく海外に来ているのですから、
現地でしか旬な素材が口にできないような
ご当地食材にぜひトライしてくださいね!!
そういえば、私が飛んでいたオランダではこの季節
ホワイトアスパラガスが旬で、毎年とても楽しみでした♪
軽くボイルしたアスパラにバター風味のクリーミーなソースをかけ
ゆで卵やハムと一緒にいただきます。
シンプルな味がサイコーに美味しかったです(^^)
さて、ここで一般的な注文の仕方について。
海外ではカジュアルなお店でもシンプルな組み合わせで
次のようにコースで注文するのが一般的です。
1.Appetizer (前菜)
2.Main dish(主菜)
3.Dessert(デザート)
4.Coffee/Tea
ちなみに、ヨーロッパでは前菜と主菜の間に出される軽い料理のことを
Entree(アントレ)と呼びますが、アメリカではEntree は通常
メインディッシュのことを指します。(機内食でもそうでした!)
ここで、食材の調理法について覚えておきたい表現をご紹介しますね。
Grilled 網焼き
Fried 揚げた/炒めた
Deep-fried たっぷりの油で揚げた
Smoked 燻製にした
Baked オーブンで焼いた
Sauteed バター焼きした
Steamed 蒸した
Braised 炒めて蒸した
Marinated 汁に漬け込んだ/マリネした
Boiled 茹でた
さて、いざ注文です。
店員さんに、
“Are you ready to order?”
「ご注文はお決まりですか?」
ときかれたら、例えばこんな風に注文します。
“Yes, I’ll have a salad with smoked salmon for appetizer,
carrot soup, and also grilled fillet of lamb for main dish, please.”
「前菜にはスモークサーモンのサラダ、そして人参スープ。
そしてメインは羊ヒレ肉のグリルをいただきます」
もしまだ注文する料理が決まらない場合には焦らずに
“I need more time.”
「もう少しだけ時間をいただけますか?」
“Can you come back a little later, please?”
「もう少ししたらまた来ていただけますか?」
などと言えば大丈夫。
いかがでしょう?
これでメニューは自信をもって注文できそうですね!
さて、美味しい料理を堪能し、デザートとコーヒーをいただいたら
いよいよお会計です。
海外、とくに欧米ではテーブル会計のお店が多いようです。
こんな風に言ってみましょう。
“Excuse me, could I have a bill, please?”
「すみません。お会計をお願いします」
“Bill” は英語で請求書・お勘定書のことですが
アメリカでは “check” というのが一般的です。
お国変われば英語も変わる!ということですね(^^)
そして最後に日本人にとって一番厄介なのがtip(チップ)。
日本にない文化なので何となく苦手にされる方も多いのでは?
一般的に日本ほど接客に対する意識が高くない欧米では
接客係がそれぞれ責任もって自分のテーブルの担当をするよう
促すためにtip制度が取られています。
アメリカの場合、通常tip はお会計の15~20%くらいと多め。
これに対し、イギリスやヨーロッパの国々では10~15%と
すこし低めの印象があります。(だいたいですが…)
特にいいサービスを受けた時などは、
“Keep the change, please.”
「お釣りは取っておいてください」
と言って、お釣りを受け取らないというのもスマート。
チップにストレスを感じなくなったら
もうあなたも旅の達人です!!
最後に補足ながら・・・
これはアメリカ独特なのかもしれませんが
アメリカでは食べきれずに残った食材を持ち帰る、
というとってもエコな習慣があります。
もしテーブルに出されたお料理が残ってしまったら
臆せずこんな風に言ってお持ち帰りバッグをもらいましょう。
“Can I have a doggy bag?”
「持ち帰り用の袋をください」
店員さんは当然のごとくお持ち帰り袋を持ってきてくださるはずです。
ちなみに ”doggy bag” という表現は直訳すると「犬用の袋」。
実は余り物を持ち帰るにあたり、あくまでも自分用ではなく愛犬のために…
とオブラートに包んだ表現にしているようです。
このdoggy bag の習慣は合理的なアメリカならではのとても
良い習慣だと個人的には思いますが、この婉曲表現は
何だかちょっぴり日本人ぽい発想だな~と(^^)
こんな風に、言葉を通じて海外の文化を肌で感じるのは
とても楽しいですね!
色々とご紹介しましたが、レストランでのフレーズ
お役に立ちましたでしょうか。
ぜひこの表現を使って海外でも気持ちよくお食事を楽しんで
いただけたら嬉しいです♪
以上、レストランで使える英会話フレーズでした。
最後までお読み頂いてありがとうございました!
See you next time!!
株式会社フォーシーズインターナショナル
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