マナーを学ぶ! 正しい乾杯のマナー
こんにちは。
VIP接遇・マナー・語学・異文化対応の研修を提供する
フォーシーズインターナショナルです。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
今日は、テーブルマナー、特に、乾杯をするときによくある誤解について
書いてみたいと思います。
〔マナー研修ならフォーシーズインターナショナル〕
春は、お別れと出会いの季節 ですので、
送別会や歓迎会 など パーティーや宴席の多い時期ですね。
よく見かけるんだけれど、本当は正しくない
テーブルマナーのトップ5に入るのは~
「乾杯のマナー」 特に、西洋料理などでのグラスの扱いです。
◆ 乾杯の時、ワイングラス同士をぶつけない
ビールを飲む時には「かんぱーーい!」とグラス同士を
豪快にぶつけることも多いですので、
それと同様に、ワインやシャンパンを飲むときに、
グラス同士を「カチーン」と音がするように合わせる乾杯を、
わりと見かけます。
テーブルマナー講習で、受講生の方に、ワイングラスを手渡して、
「乾杯のジェスチャーをして下さい」というと
この「カチーン♪」を、ほとんどすべての生徒さんがしてくれることもあります。
しかし、実は、ワイングラスやシャンパングラスなど、
持ち手が細いグラスは、薄く繊細にできているものが多く、
そのため乾杯の衝撃でグラスが割れてしまったり
ひびが入ってしまう可能性もあるため、
フォーマルなパーティや高級なレストランでは、
ワイングラスをぶつけての乾杯はしません。
◆ ワイングラスの正しい乾杯の仕方は?
では、ワイングラスやシャンパングラスでの乾杯の場合、
どうするのが良いかというと~
グラスを自分の首あたりまで持ち上げ、相手の目をみて「乾杯」と言う、
それで十分なんです。
◆ グラス同士をぶつけるようになった理由
ビールジョッキなどの頑丈な酒器の場合は、
「カチーン♪」と合わせる乾杯をしても大丈夫です。
そもそも、なぜ乾杯の時にグラスをぶつけるようになったのでしょうか?
それは~
古代ヨーロッパでは、アルコールは悪魔が宿るものとされていたため、
グラスをぶつけて音を出して、悪魔を追い払ったとされています。
また、中世に入ると、お酒に毒を盛り、相手を殺害することも多かったため、
乾杯でグラスをぶつけて互いのお酒を混ぜ合わせ、
毒が入ってないことを証明し合ったとされています。
“おもしろい”理由というか、“深刻な”理由があったんですね。
現在では、悪魔や毒の心配をする必要はありませんので、
乾杯をする相手や、グラスにも配慮しながら、
パーティーを楽しんでくださいね♪
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